公開日:2025年8月29日 最終更新:2025年8月29日 19:50(JST) データ時点:2025年8月28日 終値(NYSE: CPB/USD):31.64
僕の投資対象おすすめ度
✅ 十段階評価:★★★★★★☆☆☆☆(6/10)
スープ・調理食品の老舗ブランド。ディフェンシブ性と配当利回り4.79%前後が魅力。成長性は控えめだが、生活必需の食品は景気耐性が高い。
あのアンディ・ウォーホルが『キャンベル・スープ缶』を描いた、キャンベル・スープ・カンパニーです。
📈 この銘柄は以下の証券会社で購入できます:
🧠 キャンベル・スープ・カンパニーをおすすめする理由
- ブランド力:米国内で圧倒的知名度の「Campbell’s」スープに加え、スナック/調理食品も展開。9月1日からキャンベルのスープ製品の「輸入・販売」を伊藤忠が扱いを始める、と発表がありました。もっともっと馴染みの製品になれば良いなあー。
- 配当の妙味:年1.56ドル配当。**利回り約4.79%**でインカム狙いに合う。
- ディフェンシブ枠:食品セクターは需要が底堅く、景気局面でのブレを抑えやすい。
- バリュエーション:予想PER 15.73倍(一方で別タブでは21.40倍表示→データ定義差あり)。過度な割高ではない水準。

🐶1869年創業の超老舗だよ。最近は“スープの会社”からスナックやソースまで広げた総合食品へ。スープが看板、いまはスナックも強いよ。
日本で言うと“カゴメ+ポッカサッポロ+カルビー”の合体級(約1.5兆円規模)!
増配ガンガンってタイプじゃないけど、配当は長く据え置き〜微増で安定。7/10に$29.39の安値をつけて(約6年ぶりの水準感)、今は**$32台**。ホントは“7月の30ドル割れ”で拾いたかった…でも配当目的なら今も“買い”でいいと思う。
🔁 類似銘柄との比較視点(米国・食品セクター)
銘柄名 | 特徴 | 配当利回り(目安) | コメント |
---|---|---|---|
ゼネラル・ミルズ(GIS) | シリアル・スナック・ペットフード | 約4.9% | 生活必需×多ブランドで安定色。 |
コンアグラ・ブランズ(CAG) | 冷食・調理食品 | 約7.3% | 利回り高め、再成長は改革次第。 |
クラフト・ハインツ(KHC) | 調味料・加工食品 | 約5.7% | コスト構造見直し中。 |
キャンベル・スープ・カンパニー(CPB) | スープ/調理食品の老舗 | 約4.8% | ディフェンシブ配当枠、本命は安値拾い。 |
📈 財務・株価データ(2025/08/14時点)
- 株価:31.64USD
- 予想PER:15.73倍
- 予想EPS:2.03 USD
- 実績PBR:2.51倍/実績BPS:12.73
- 予想1株配当:1.53 USD
- 予想配当利回り:4.79%(税引前)
- ROE:15.21%/ROA:4.15%
- 自己資本比率:27.31%(負債依存は高め)
- D/Eレシオ:189.35%
- 時価総額:95.31億USD、売上高:96.36億USD、当期純利益:5.67億USD
📈 節税しながら将来に備えるなら、iDeCoやひふみ投信などの積立投資が王道です。
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📊 財務指標
指標 | 直近値 | ひとこと |
---|---|---|
ROE | 15.21% | 食品大手としては良好。 |
ROA | 4.15% | 標準的。 |
営業/経常マージン | 10〜12%目安 | コスト動向に左右されやすい。 |
自己資本比率 | 27.31% | 低め(レバレッジ高)。 |
配当性向 | 70%台目安 | 利益の多くを配当へ。持続性は利益水準次第 |
⚠️ 投資リスクにも触れておこう
- レバレッジ高:D/E約189%。金利環境や信用コストの影響を受けやすい。
- 成長性の頭打ち:成熟市場で高成長は期待しにくい。
- 原材料・物流コスト:小麦/トマト/包装・輸送費高止まりは利益圧迫。
- 価格転嫁の限界:値上げ耐性はあるが、需要弾力性に注意。
- ブランド刷新課題:若年層へのリブランディング・商品開発が収益牽引の鍵。
💡 僕の投資スタンス
- ディフェンシブ配当枠として軽〜中量保有。
- 買いゾーン目線:利回り4.8%前後(=配当1.56基準で株価32ドル台)ならインカム妙味。
- 運用方針:NISA成長投資枠/特定口座のインカム寄せで、他の高配当食品と分散。大きなレバレッジには注意し、追加は決算確認後。
🧾 まとめ
キャンベル・スープ・カンパニーは**「安定需要×高めの配当」**が売りの老舗食品メーカー。
派手な伸びは見込みにくいが、生活必需の強みで守りに効く。
**「配当を受け取りつつ、低迷時に拾って寝かせる」**スタイルに相性良し。
米国ディフェンシブの“土台づくり”として、一角を担える銘柄。
📈短期で資金を増やしたいなら、リスクを理解したうえでFXに挑戦するのも一つの選択肢です。
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