※執筆日7月25日
■ 僕の投資対象おすすめ度
✅ 十段階評価:★★★★★★★★☆☆(8/10)
ビール・飲料・ヘルスサイエンス事業をグローバルに展開する総合飲料メーカー。
予想配当利回り3.71%(2025年7月現在)と比較的高水準で、株主優待(自社飲料・QUOカード)も魅力。
株価は1,995.5円(2025年7月25日現在)、PER10.77倍と割安圏の可能性があります。
📈 この銘柄は以下の証券会社で購入できます:
🧠 キリンHDをおすすめする理由
国内外ブランドの強み:
- ビール:「キリン一番搾り」「ラガービール」「淡麗グリーンラベル」
- チューハイ・RTD:「氷結」「本搾り」
- 清涼飲料:「午後の紅茶」「生茶」「キリンレモン」「トロピカーナ」
- ヘルスケア:「iMUSE(イミューズ)」や機能性表示飲料
→ 定番ブランド+健康志向ブランドの2本柱で安定した収益源を確保。
事業多角化が進展:ワイン(メルシャン)、ウイスキー、サプリメントなど非ビール分野も成長。
株主還元重視: DOE5%以上を目指した累進配当方針へシフト。2025年度は年間74円(3円増配)を予定。
海外成長ポテンシャル:豪州「Lion」、サプリブランド「Blackmores」など海外事業も拡大中。
なんとなく地味なイメージでしたが(私の感覚です。すいません‥)ラガービール,氷結、午後の紅茶、生茶、トロピカーナなど、かなりコアファンが付いていていますね。うちの妻も氷結を毎日飲んでいるような気がする。このようなメーカーは応援したくなります!!

優待情報です!!
いつ・誰がもらえる?
- 基準日:毎年12月31日。この時点で100株以上を保有していることが前提。KIRIN – Kirin Holdings Company, Limited
- 2024年から**“1年以上の継続保有”が必須**に。継続保有=3・6・9・12月末の名簿に同一株主番号で5回連続記載のこと。KIRIN – Kirin Holdings Company, Limited
優待内容(2024年12月期以降の新制度)
継続保有年数 × 保有株数で金額が変わります(相当額)。
- 1年未満:100~999株/1,000株以上 → 優待なし(廃止)
- 1年以上3年未満:
- 100~999株 → 500円相当
- 1,000株以上 → 1,000円相当
- 3年以上:
- 100~999株 → 2,000円相当 + 抽選の「プレミアム優待」
- 1,000~2,999株 → 4,000円相当
- 3,000株以上 → 6,000円相当
(※プレミアム優待=キリングループの特別商品や割引サービスを抽選で提供) KIRIN – Kirin Holdings Company, Limited+1
中身の具体的な優待品は毎年3月ごろに案内されます(株主総会書類と同封)。IR Pocket PDFKIRIN – Kirin Holdings Company, Limited
送付・申込の流れ
- 案内と申込ハガキは毎年3月上旬に、12/31時点の登録住所へ郵送。期限内に申込した株主のみ対象。KIRIN – Kirin Holdings Company, Limited
(参考)売買の権利取りカレンダー
- 例:2025年分は
- 権利付き最終日:12/26(金)
- 権利落ち日:12/29(月)
- 権利確定日:12/30(火)
※最終的な日付は証券会社のカレンダーで要確認。楽しい株主優待&配当
2024年移行時の特例(おさらい)
- 2024/12基準分のみ、2024年1~9月に100株以上購入していれば“1年保有とみなす”。
- 1年以上3年未満の株主は、最大2025/12まで旧制度相当の金額を経過措置で受け取り。KIRIN – Kirin Holdings Company, Limited
🔁 類似銘柄との比較視点(食品・飲料セクター)
銘柄名 | 特徴 | 配当利回り | コメント |
---|---|---|---|
キリンHD(2503) | ビール・飲料・ヘルスケア多角化 | 約3.7% | 株主優待+高配当、国内外で堅実 |
アサヒグループHD(2502) | 欧州ビール市場に強い | 約2.6% | 海外M&A積極、プレミアム市場で優位 |
サッポロHD(2501) | ビール+不動産事業 | 約0.8% | ビールは低シェアだが資産事業が強み |
ヤクルト本社(2267) | 乳酸菌飲料世界展開 | 約2.5% | 健康志向ブームを背景に成長性あり |
ペプシコ(PEP) | 飲料+スナックの世界級ブランド | 約3.9% | グローバル収益柱で安定成長企業 |
📈 財務・株価データ(2025年7月25日時点)
- 株価:1,995.5円
- 予想配当利回り:3.71%(1株配当74円)
- 予想PER:10.77倍
- 予想EPS:185.2円
- 実績PBR:1.37倍
- 実績BPS:1,458.68円
- 増収率:+7.3%(23/12)→+9.6%(24/12)→+4.3%(25/12予想)
- 経常利益率:9.2%(23/12)→6.0%(24/12)→9.4%(25/12予想)
- ROE:10.7%(23/12)→5.0%(24/12)→12.7%(25/12予想)
- ROA:7.3%(23/12)→4.5%(24/12)→6.9%(25/12予想)
- 株主資本比率:39.5%(23/12)→35.2%(24/12)
- 配当性向:51.0%(23/12)→98.8%(24/12)→40.0%(25/12予想)
📈 節税しながら将来に備えるなら、iDeCoやひふみ投信などの積立投資が王道です。
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⚠️ 投資リスクにも触れておこう
- **配当性向が高め(24年度は約99%)**で、利益減少期には増配余力が限定的。
- 国内ビール市場の縮小傾向により、成長は海外・ヘルス事業に依存。
- 為替・原材料高騰リスク:海外事業や物流コストで利益率変動あり。
- 競争激化:アサヒやペプシコ、コカ・コーラなど国内外の競合に対し価格競争のリスク。
💡 僕の投資スタンス
「飲料・食品は生活必需品セクターの防御銘柄」。
配当+優待のインカムゲインを重視しつつ、海外展開・ヘルス事業の成長性に期待。
NISA成長投資枠において、ディフェンシブかつ長期保有でポートフォリオの安定要因にしたい銘柄。
株価が上がりすぎてなく、配当金,優待を頂きながら成長を待てる銘柄。
🧾 まとめ
キリンは、生活に密着したブランド力+高配当+優待を兼ね備える総合飲料メーカー。
短期では国内市場の伸び悩みがあるものの、海外戦略とヘルスケア事業が長期的成長のカギ。
株価2,000円前後は配当・優待を狙う投資家にとって“拾い時”の水準と感じます。
📈短期で資金を増やしたいなら、リスクを理解したうえでFXに挑戦するのも一つの選択肢です。
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