僕の注目株:アステラス製薬(4503)編

■ 僕の投資対象おすすめ度

✅ 十段階評価:★★★★★★★☆☆☆(7/10)

医薬品大手のアステラス製薬は、創薬力とグローバル展開を強みとする“バイオ医薬の挑戦者”。
2025年8月8日現在の株価は【1,615.5円】、予想配当利回りは【4.83%】と高水準。
配当だけでなく、回復基調の業績にも注目が集まっている。
ただし、過去数年の業績の振れ幅は大きく、投資タイミングを見極めたい銘柄。

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🧠 アステラス製薬をおすすめする理由

  • 【世界展開】:グローバル市場での売上比率が高く、欧米への新薬展開に積極的
  • 【配当利回り】:現状の株価で4.83%と高水準(予想1株配当78円)
  • 【研究開発力】:再生医療やがん領域など先端分野に注力
  • 【業績回復の兆し】:2026年3月期には経常増益率+380.2%と大幅回復予想
  • 【日経225採用】:機関投資家の買い需要も入りやすい大型株
  • Xtandiの後継群も育成中 PADCEV(尿路上皮がん)、XOSPATA(AML)、VEOZAH(更年期)、Zolbetuximab(胃がん)など、Xtandiの次を担う新薬がすでに実用化・審査段階にある
  • これらを中核とした「ポストXtandi戦略」が進行中で、売上の柱のバトンタッチ準備が進んでいる

アステラス製薬は、有名な投資家さんがおススメに挙げることが多いですが、かなり難しい銘柄の一つに入ると思うよ。製薬会社自体、ディフェンシブ株に銘柄に属しますが、私はそのように考えてません。ただ、その会社を調べて、不安材料、なぜこの株価で落ち着いているか、などを理解していくと、買うタイミング、ホールドしていいかなど理解していき、自分なりのディフェンシブ株になっていくのだと思う。そだ!


🔁 類似銘柄との比較視点(日本・医薬品セクター)

銘柄名特徴配当利回りコメント
アステラス製薬(4503)グローバル展開、新薬開発強化中4.83%高配当。直近で業績回復の兆し
第一三共(4568)がん治療薬で急成長約2.2%配当は低いが成長期待は大
小野薬品(4528)免疫系がん治療薬「オプジーボ」約4.69%キャッシュフロー安定
エーザイ(4523)アルツハイマー薬など中枢神経系約3.64%長期的なテーマ性はあり

📈 財務・株価データ(2025年8月2日時点)

  • 株価:1,615.5円
  • 予想PER:22.25倍
  • 予想EPS:72.6円
  • 実績PBR:1.91倍
  • 実績BPS:845.25円
  • 予想1株配当:78円
  • 予想配当利回り:4.83%
  • 株主資本比率:44.7%(24/03)→45.3%(25/03)
  • ROE:1.1%(24/03)→3.3%(25/03)→8.6%(26/03予想)
  • ROA:0.8%(24/03) → 0.9% (25/03)→ 4.5%(26/03予想)
  • 経常利益率:1.6% (24/03)→ 1.6%(25/03) → 7.8%(26/03予想)
  • 経常増益率:-81.1% (24/03)→ +25.1%(25/03) → +380.2%(26/03予想)

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⚠️ 投資リスクにも触れておこう

  • 新薬開発は成功確率が低く、コスト・期間ともに非常に大きい
  • 特許切れ(パテントクリフ)によって売上が急減するリスクあり
  • 特に、前立腺がん治療薬**「Xtandi®(エンザルタミド)」はアステラス最大の主力製品で、2027年に米国で特許切れ予定。同社にとって年間約6,610億円(約4.75 億米ドル)**規模の売上源なので、後発薬の登場で大幅な収益減が懸念される
  • また、過活動膀胱治療薬**「Myrbetriq®(ミラベグロン)」**も主要特許が2024~2030年にかけて順次期限切れに。当面はジェネリック参入のリスクがある
  • 医療制度の変化(薬価改定など)で利益構造が大きく変動しうる
  • グローバル展開のため、為替変動や地政学的リスクの影響を受けやすい
  • 過去の業績にブレがあり、長期的な安定感はやや不透明

💡 僕の投資スタンス

  • NISAの成長投資枠で「高配当+業績回復狙い」として保有
  • 利回り4.83%はかなり魅力的で、配当目当ての中期保有向き
  • 医薬セクターの分散投資枠として、見守り枠
  • 値下がり時は買い増し検討、今後の成長ストーリーに期待
  • 株価が下がれば利回り5%超の“放置枠”にもなり得る

🧾 まとめ

アステラス製薬は、世界に展開する医薬品メーカーとして、新薬開発・グローバル戦略の両輪で成長を狙う企業。2026年3月期には業績回復が強く予想されており、株価水準も手が出しやすい1,600円台。
配当利回りが高く、中長期保有でのインカムゲインも期待できる。一方で、製薬業界特有の不確実性や業績ブレには要注意。
“爆発的な成長”を求める銘柄ではなく、**「地味に配当もらいながら、回復を待つ」**というスタンスがフィットする投資家向け。セクター分散や配当強化を狙うなら、アステラスは一考の価値あり。ただし、主力薬Xtandiの特許切れ(2027年)という大きな壁に対し、すでに次の収益柱となる新薬群が実用段階に入っている点は安心材料。“高配当+成長期待”というハイブリッド銘柄として、長期目線でじっくり育てたい一社だ。

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