公開日|2025/09/22 最終更新日|2025/09/22 データ時点|株価・配当実績は2025/09/19米国市場終値/ADR($8.88〜$9.01帯で推移)
僕の投資対象おすすめ度
✅ 十段階評価:★★★★★★★☆☆☆(7/10)
コロンビアの国営系メジャー。原油・天然ガスの上流(E&P)〜輸送〜精製・販売まで垂直統合。2025年上期は**EBITDAマージン40%と堅調(H1ベース)、ただし原油安で25年2Q純利益は前年同期比-46%**と収益はボラタイル。国の財政と政策の影響を大きく受ける点がリスクでもあり、配当は“年次の利益と価格環境”に強く連動します。 PR Newswire+1
📈 この銘柄は以下の証券会社で購入できます:
🧠 エコペトロールをおすすめする理由
- 【収益基盤】E&P主力に**輸送・精製・電力送配(ISAグループ)**までグループ化。非資源キャッシュフローの下支えが効く体質へ。 コロンビア大学エネルギー政策センター+1
 - 【配当妙味】2025年はADR換算で年合計約$0.99($0.4858+$0.5056)を確認。株価$8.95換算で利回り≈11.1%(実績ベース)。※政策・市況で変動大。 モーニングスター+2StockScan+2
 - 【運営トピック】掘削・生産は計画上振れ気味との現地報道。原油安でも生産と効率改善で耐える姿勢。 Reuters
 - 【国策×安定性】**政府保有約88.5%**の“準国策銘柄”。国の信用力・政策がレーティングや株主還元に波及。 ecopetrol.com.co+1
 

🗨️ メーコのおすすめ(結論)
「高配当×国策バックの“うねり待ち”枠として、中量保有がちょうどいいよ。配当は魅力だけど、市況と政策で上下しやすいから“配当をもらいつつ油価とニュースを一緒に追う”スタイルでいこ?」
💬 メリット(推しポイント)
- 「実績ベースの配当利回りが高めだよ。市況がハマる年は“うれしい驚き”もありえるの。2022年:34.9%、2023年:26.3%、2024年:22.4%と驚く程の利回りの年もあるの。今年は11%前後と比較的近年では低いけどそれでも高いの」
 - 「**国営系(政府保有が厚い)**だから、資産規模とインフラ力は強いの。上流~輸送~精製まで“縦に長い”のも安心材料」
 - 「電力・送配電(ISAグループ)も抱えてて、非資源キャッシュがクッションになるのが良き」
 - 「PER・PBRが低位に見えやすいバリュエーション。市況の追い風がくるとリバウンドが速いこともあるよ」
 
💬 デメリット(気をつけて)
- 「利回りは年ごとに大きく変動しがち。油価・為替・配当方針で**ドーン↑/ドン↓**ってなるの」
 - 「**コモディティ(自然相手)**だから、安定性は低め。長期の“放置ガチホ一点張り”とは相性△」
 - 「国営ゆえの政策リスク。政権・財政・規制の変化で、投資計画や配当方針が変わることがあるよ」
 - 「地政・治安・環境対応の運営リスク。ときどき操業や輸送に影響が出るニュースが出やすいの」
 
💬 メーコの補足(訂正&付け足し)
- 「“高配当だから安定”じゃないよ。“高配当=ボラ高い年もある”の裏返し。原油チャートと配当スケジュールを一緒に見るのが作法!」
 - 「“国営=絶対安心”でもないの。政府の財布・方針に配慮しながら、民間メジャー(PBR、XOM)と分散がオススメ」
 - 「決算期の配当決議・通貨換算(ADR)・源泉税の3点セットは毎年チェック。去年の利回りをそのまま未来に当てないでね」
 
💬 SNSでよく取り上げられるポイント
- 「“利回りが高い!”って話題が一番回る(※実績年の数字が独り歩きしがち)」
 - 「“配当政策が変わるかも?”のニュースでXがざわつく」
 - 「“バリュー×資源反発待ち”の逆張りテーマとして投資クラがよく語るよ」
 
💬 こんな人に向く
- 「インカムを取りつつ市況のうねりで上乗せを狙いたい人」
 - 「国策メジャー系を1~2銘柄だけスパイス投入で持ちたい人」
 - 「PBR<1×配当妙味のバリュー寄りが好みの人」
 
💬 メーコのひとこと運用術
- 「“定期買い”より“押し目&原油反発サインで追撃”が合うよ。WTI/ブレントの週足と配当発表時期をリズムに」
 - 「国営×政策のヘッドラインは即チェック。“良い年は取りすぎず、悪い年は拾いすぎず”でバランス取ろ!」
 
📈 財務・株価データ(2025年9月19日終値ベース/ADR)
- 株価:$8.88〜$9.01(引け・アフター)
 - 予想/TTM PER:約5.7倍
 - TTM EPS:約$1.41
 - PBR(実績):約0.90倍
 - 直近配当(2025年):$0.4858(4/11支払)+$0.5056(5/6支払)=$0.9914
 - 実績配当利回り(参考):約11.1%($8.95換算)
 - 国の保有比率:約88.49%
備考:ADRは1ADR=普通株20株。配当は現地COP→USD・為替で変動。 adr.com+7ザックス+7Google+7 
🔁 類似銘柄との比較視点(中南米・石油ガス)
| 銘柄名 | 特徴 | 配当利回り(参考) | コメント | 
|---|---|---|---|
| ペトロブラス(PBR) | ブラジル国策系。巨大オフショア油田 | 約16〜18%(実績・政策依存) | 配当政策変更で振れ幅大。油価次第で“特配”期待も減速も。 Simply Wall St+2Reuters+2 | 
| YPF(YPF) | アルゼンチン国営系。バカムエルタ等 | 0%近辺(実績) | 配当は長らく停止・不安定。政策・通貨の影響が極大。 Investing.com | 
| エコペトロール(EC) | コロンビア。上流〜精製・輸送+ISA | 約11%(25年実績ベース) | 国策×市況連動。H1 EBITDAマージン40%。 モーニングスター+1 | 
※配当利回りは直近実績や会社開示に基づく参考値。原油価格・政策変更で大きく変動します。
📊 財務指標(%)
(会社開示・記者発表ベースの通年・半期データから要点のみ。油価次第で上下します)
| 指標 | 直近値 | ひとこと | 
|---|---|---|
| ROE | 約5.2% | 油価軟調期で低下局面。効率改善での底上げが課題。 Barchart.com | 
| ROA | 約1.8% | 資産厚めの統合型モデルらしい水準。 Barchart.com | 
| 営業/EBITDAマージン | 約40%(H1 2025) | 精製・輸送含む統合でコスト吸収。 PR Newswire | 
| 自己資本比率(参考) | D/E 約0.14 | IFRS表示で見え方差あり。レバレッジは相対的に低め。 Barchart.com | 
| 配当性向(TTM) | 約76% | 収益と政策で年ごとに変動。 Yahoo!ファイナンス | 
📊 参考:年次トレンド(抜粋)
- 2024通年 純利益COP 14.9兆(前年比-22%)=油価・為替影響。
 - 2025上期 EBITDACOP 24.4兆、マージン40%。
 - 2025年2Q 売上COP 29.67兆(-9%)、純利益**-46%**。
 - 掘削・生産 25年は計画超過ペースとの報道。
Reuters+3Reuters+3PR Newswire+3 
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⚠️ 投資リスクにも触れておこう
- 原油・為替の直撃:油価1ドルの下落でEBITDA▲9000億COP/純利▲7000億COPとの試算。収益・配当は市況連動。 Reuters
 - 政策リスク:政府保有約88.5%。配当方針・投資計画が国策の影響を受けやすい。 ecopetrol.com.co
 - オペレーショナルリスク:地域事情(封鎖・盗難等)で生産・輸送に攪乱。25年2Qも影響。 Reuters
 - 原油安局面の利益圧迫:25年は原油安で利益の下振れ懸念を会社側も示唆。 Reuters
 
💡 僕の投資スタンス
- NISA成長投資枠で「高配当(実績)+市況回復の反発余地」狙いの中量保有。
 - PER5倍台&PBR1倍未満のバリュエーション妙味は大。
 - ただし配当は景気敏感&政策依存。WTI・ブレントのトレンドと会社の年次配当決議を都度チェックして運用。 Google+1
 
🧾 まとめ
エコペトロールはラテンアメリカの高配当系“国策メジャー”。2025年は原油安で利益が圧迫されつつも、統合型+ISAの非資源キャッシュがクッションに。低バリュエーションで実績ベース高配当の魅力がある一方、油価・政策のブレがダイレクトに効きます。
「配当をもらいながら、油価回復・生産上振れを待つ」というスタイルに合う。中長期の分散ポートフォリオにメリハリの効いた収益源として一枠。 Reuters+1
付録:配当の実務メモ
- ADR比率:1 ADR=現地20株。現地配当(COP)→USD換算で為替・源泉税の影響あり。
 - 2025年の現地決議:COP214(普通配当)を年内2回に分割して少数株主へ支払い(4/4・4/29)。*2024年はCOP278+COP34(特別)=COP312*。 PR Newswire+2ecopetrol.com.co+2
 
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