オルカンだけでは会社は辞められない|投資信託との正しい付き合い方

まだ会社は辞めていません。でもこれは、辞めるために気づいたことです。

最初に正直に言います。

僕はiDeCoでS&P500、積立NISAでオルカンを買っています。

投資信託を否定したいわけじゃないです。ただ「投資信託だけでいい」という話には、ちょっと待ってと言いたい。これはそういう記事です。

この記事でわかること

  • 投資信託を始めてずっとマイナスだった話
  • 増え方が「遅い」と感じた正直な理由
  • 投資信託が生む「機会損失」の話
  • 個別株は難しいという思い込みについて
  • 投資信託の良いところも正直に書く
  • 僕なりの投資信託との付き合い方

投資信託を始めた頃、ずっとマイナスだった

投資信託を始めたのは新NISAからです。

最初の頃はずっとマイナスでした。損が出続けていた。でも全く売ろうとは思いませんでした。

理由はシンプルで、一応勉強してから投資を始めていたから。マイナスの方が安く買えているという感覚があったから。「今はまだ上がんなくていいよ」という気持ちでいられた。

これ、メンタル的にすごく大事だと思っています。

含み損が出たとき「やばい、売らなきゃ」と思うか、「安く買えるチャンスだ」と思えるか。この差が、投資で勝てるかどうかの分岐点のひとつだと思っています。投資信託でも個別株でも同じです。

投資信託を始めて気づいたこと

増え方がゆっくりだな、と単純に思いました。

これ、やってみて初めて気づいたことです。数字は確かに増えていく。でもそのスピードが、僕が求めているものと全然合っていなかった。

「会社を辞めたい」という目標がある人間にとって、ゆっくり増えていく投資信託だけでは間に合わない。それが正直な感覚でした。

※投資信託の増え方が「遅い」と感じるかどうかは、目標によって変わります。老後資金の準備なら投資信託で十分という人も多い。僕の場合は「会社を辞める」という時間軸が短い目標があったので、足りないと感じたという話です。

投資信託は「機会損失」を生む

これは以前の記事でも触れた話ですが、改めて書きます。

投資信託に資金を集めてしまうと、安くなった個別株を買えない。高くなった保有株を売ることもできない。資金が全部「信託の中」に閉じ込められてしまう。

例えば、ある銘柄が業績は良いのに株価だけ下がっている、という状況があったとします。「今が仕込み時だ」と思っても、資金がオルカンの中に全部入っていたら動けない。

これが機会損失です。

投資信託は確かに増えます。でもその間に、個別株で動ける人はもっと増やしているかもしれない。この差が、長期で見ると大きくなっていきます。

個別株は難しい、という思い込み

みんな「個別株は張り付いて見ないと勝てない」と思っている気がします。

でも僕はそう思っていないです。

工夫して買っていけば、基本は負けることはない。そのためにやることはシンプルです。

感情で買わない。株価だけ見て「下がってるから買い時かも」という浅い判断をしない。会社を調べる。世界のニュースを調べる。予防線を張る。リスクを減らすことが、負けないことへの前進です。

僕は気合が入った時しかトレードしません。基本は中期〜長期の保有です。最近はサボっているだけですが笑。

メーコ
メーコ

「個別株=毎日チャート見て売買する」っていうイメージがあるかもだけど、中長期で持つスタイルならそこまで忙しくないよ。大事なのは「買う前にちゃんと調べる」こと。買った後は基本待つだけだからね。

投資信託の良いところも正直に書く

否定してばかりじゃフェアじゃないので、良いところも書きます。

サボれること。これが最大のメリットです。

基本は見ているだけでいい。ほったらかしでも資産が増えていく。これはシンプルにすごいことです。

ただ一点だけ言いたいのは、「投資信託は脳死で買っていい、時期を見なくていい」という話について。

これは半分正解で半分間違いだと思っています。

投資信託でも高値掴みはあります。損が出たとき不安になる人、メンタルが弱い人は、買う時期をある程度見た方がいい。超長期で見れば基本は負けないとは思います。でも含み損が出た瞬間に売ってしまう人は、結局損で終わります。

自分のメンタルと相談しながら買う時期を決める。それは投資信託でも同じです。

基本的に個人投資家は投資信託に勝てない

これも正直に言います。

年利で見ると、オルカンは長期でかなりの利回りが出ます。そして一般的な投資家の多くは、投資信託のリターンに勝てないというのは事実です。

だから、見る時間がない人、そこまで投資に興味がない人、個別株を調べる気がない人は、投資信託に手数料を払ってプロに任せた方がいい。これは本当にそう思っています。

投資信託が向いている人

・投資に時間をかけたくない人
・個別株を調べる気がない人
・長期でコツコツ増やせればいい人
・含み損が出ても売らない自信がある人

個別株が向いている人

・短〜中期で資産を増やしたい目標がある人
・調べることが苦じゃない人
・自分で判断して動きたい人
・投資自体を楽しめる人

正直に言うと、投資信託ってつまんない

親に投資信託を勧めたことがあります。でも結局、個別株をやっています。妻も個別株です。

なぜか。投資信託がつまんないからです笑。

投資に期待している人ほど、投資信託はつまんないと感じるんじゃないかと思っています。ただ見ているだけ。動かせない。そのもどかしさが、投資に熱い人には合わない。

親は今、個別株を楽しんでやっています。「配当金入ったよ」と報告が来ます。元金から株だけで150〜200万円増えています。

僕が親に勧めているのは、配当金はあえて生活を豊かにするために使うということです。再投資だけが正解じゃない。配当金で美味しいものを食べる、旅行に行く。そういう使い方も投資の醍醐味だと思っています。

AIにも聞いてみた

このブログを書くにあたって、AIのClaudeとよく壁打ちをしています。

投資信託についての考え方を聞いてみたら、おおむね僕と同じ意見でした。「会社を辞めたいという明確な目標がある場合、投資信託だけでは時間軸が合わない可能性が高い」という話や、「個別株は調べる時間と労力が必要で、全員に勧めるものではない」という点も含めて。

ただ一点だけ違ったのは、Claudeは「投資信託のリターンに個人投資家の多くは勝てない」という事実をより強調していた点です。僕は「工夫すれば個別株でも負けない」という自信がありますが、Claudeは「それができる人は少数派」という立場でした。

どちらが正しいかは人によって変わると思います。

メーコ
メーコ

ちなみにテスタさんも似たようなことを言ってたよ。「オルカンだけでお金持ちになるのは難しい。高みを狙うのなら、適切にリスクを取るべき」って。自分に合ったスタイルを見つけることが大事だよね。

まとめ:投資信託は「積み立て貯金」、個別株で「攻める」

投資信託は良いものです。でも全部任せてしまうと、会社は辞められない。

僕なりの答えはこうです。

個別株と投資信託を組み合わせる。個別株で攻めて、投資信託で積み上げる。

投資信託は「積み立て貯金」みたいな位置づけ。ただ積み上がっていくもの。その上で個別株で動く。安く買って、高く売る。調べて、判断して、動く。

やるかやらないか。その差が、数年後の資産の差になります。

※本記事は個人の投資体験・考え方の記録であり、特定の投資手法や商品を推奨するものではありません。投資信託・個別株ともにリスクがあります。投資判断はご自身の責任において行ってください。

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